簿記

簿記

専門性の高い資格

簿記とは、会社の経理などを行うために必要な資格になります。
かなり専門性が高いので、通信講座はもちろんですが、スクールや専門学校なども充実していて、高校卒業後に経理の専門学校に進み、簿記をしっかり学ぶという方も少なくありません。

簿記は3級から1級まであり、1級になるとかなり難易度が上がってきます。その分専門性も高く、実務により役立つ資格になりますので、就職に有利になるといえるでしょう。
高校などでも、簿記の授業があるところは多く、苦手だと思われる人もたくさんいらっしゃるようですが、だいたいの場合が「簿記=数字、数学」のような印象を持ってしまっている方が多いようです。
しかし、実は簿記は、数学が苦手でも簿記は得意、という方も多いんですって。

数学が苦手でもチャレンジできる

簿記は経理関連の資格になりますので、もちろん計算は出てくるのですが、基本的には足し算と引き算のみしか使わないので(もちろんそうでないこともありますが)、難しい関数などは出てきません。
なので、数字というもの自体に苦手意識がなければ、数学が苦手な方でもチャレンジすることは十分に可能なのです。

ちなみに、簿記にはいくつかの種類があり、工業簿記や日商簿記など、どの簿記の資格を取得すればよいのかわからないという方も多いようです。
受験者のほとんどが日商簿記を受験され、また、実務でも日商簿記の資格を取得していれば十分通用するといわれていますので、簿記をこれから初めて受験するという方で、どの種類にしようか悩まれている場合は、まずは日商簿記を受験してみるとよいでしょう。

資格を取得するには

まずは簿記の3級を受験される方が多いかと思われますが、3級の場合は書店などでテキストを購入し、独学で学ばれても十分に合格ができる範囲であるといわれています。
もちろん、毎日定期的な学習時間を設ける必要がありますが、実際に独学で合格されている方は多いようです。

2級、1級になると難易度が上がってきますので、スクールに通われて学ばれる方が多いようですが、簿記が得意という方になると、独学で受験される方もいらっしゃいます。
ただ、確実に合格したい方や、もともと簿記を得意としているわけではないという場合は、スクールに通われている方が多いようです。

経理の専門知識を学ぶ登竜門として、簿記を取得するのはとても有効ではないかと思われます。
まずは書店でテキストをチェックしていて、簿記とはどのようなものかを把握することから始めてみてはいかがでしょうか。